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哲学と神学のハルモニア エックハルト神学が目指したもの [知泉書館]

パウルスショップ価格: 6,820円(税込)

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ラテン語著作とドイツ語説教を使い神学と哲学を架橋としてエックハルト思想の全体に迫る。

●目次
序論 エックハルト研究に対する基本姿勢
第1章 ディートリヒにおける思弁神学の主題と知性論はじめに
1 予備的考察:ドミニコ会における神学解釈
2 ディートリヒにおける神学の主題と知性論
おわりに
第2章 エックハルト神学の基本的性格
はじめに
1 生と死の判断基準
2 生成としての信仰
3 モーセとキリストとの関係における比例性
4 受肉の位置づけ
5 自然学,形而上学そして福音としての神学
6 神の固有性としての超範疇的概念
7 人間の完成と至福
おわりに
第3章 倫理的原理としてのアナロギア
はじめに
1 アナロギアの聖書神学的基礎づけ
2 超範疇的アナロギアの哲学的解釈
3 キリスト論的深化
第4章 命題「神は知性認識なり」における神学的意味とその哲学的背景
はじめに
1 知性あるいは知性認識としての神
2 一なる神
おわりに
第5章 神の存在と創造
はじめに
1 存在産出の三段階
2 『創世記』冒頭における始原の問題
3 創造の始原としての神的存在
第6章 受肉と人間本性
はじめに
1 肉と人間本性
2 受肉の形而上学的解釈
3 最高の恩寵としての受肉
第7章 出生の神学的意味
はじめに
1 予備的考察:トマスによる出生の定義
2 出生における超越性と永遠性
第8章 スペキエスの実現とその始原
はじめに
1 像が有する九つの性格
2 関係概念
3 人間知性における認識構造のメカニズム
4 神のスペキエス
第9章 何故なしの生
はじめに
1 生の本質的規定
2 生に関する聖書神学的基礎づけ
3 精神の最内奧
4 恩寵と本来的生死
5 本来の自己への還帰
一応のまとめ,そして今後の展望
あとがき

著者:山崎達也
判型:菊判上製
ページ数:364ページ
ISBN:978-4-86285-147-5
発行:知泉書館

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