権力との関係から見えてくる“キリスト教精神史”。古代から中世、宗教改革の時代をへて現代へ。宗教は、どのように世俗の権力から影響を受け、どのように影響を与えてきたのか?「共同性」「終末意識」などをキーワードに語りおろした、思想史の入門書。
●目次
第1部 政治思想テクストとしての旧・新約聖書(旧約聖書における「共同性」/新約聖書における「終末意識」)/第2部 古代地中海世界と教会(エウセビオス/アウグスティヌス)/第3部 中世教会史と政治(キリスト教帝国としての中世西欧世界/グレゴリウス改革/中世盛期/中世後期)/第4部 宗教改革と「終末意識」の再生(ルター/カルヴァン)/第5部 近現代の教会と国家(プロテスタンティズムと敬虔主義/現代ドイツにおける神学と政治/近代アングロ・サクソン世界と宗教共同体/現代アメリカ政治とキリスト教の新潮流)
著者:田上雅徳
版型:四六判 並製
ページ数:282ページ
ISBN:978-4-766-2183-5
発行:慶応義塾大学出版会
内容について: 本ページにて、内容紹介、目次、収録内容等をご案内しておりますが、記載の無い商品や更に詳細な内容をお知りになりたい場合、内容に関するご意見・感想、商品の発行予定等につきましては、各出版社・メーカーに直接お問い合わせをお願い致します。
重要事項: お客様のご都合による書籍の返品はできません。書籍の乱丁・落丁につきましては、出版社・メーカーに直接お問合せください。乱丁、落丁の場合には、出版社とお客様との間で直接交換となります。書籍の奥付に問い合わせ先が記載されておりますので、ご参照ください。