神のいつくしみを求める叫びは、現代の教会の特徴でなくてはなりません……。聖書に表現された「いつくしみ」の概念を考察し、キリストの復活の秘義にこそ、その完全な啓示があることを再確認する回勅。正義の理念がゆがめられた現代社会への、愛といつくしみの実践の訴え。
●目次
第一章 わたしを見る人は父を見る
1 いつくしみの啓示
2 いつくしみの受肉
第二章 メシア的メッセージ
3 キリストが行いかつ教え始めたとき
第三章 旧約
4 旧訳における「いつくしみ」の観念
第四章 放蕩息子のたとえ
5 一つの類似
6 人間の尊厳
第五章 復活秘義
7 十字架と復活に現れたいつくしみ
8 死よりも罪よりも強い愛
9 いつくしみの母
第六章 代々に至るあわれみ
10 現代の一つのイメージ
11 不安の源泉
12 正義で足りるか
第七章 教会の使命における神のいつくしみ
13 教会は神のいつくしみへの信仰を告白し宣言する
14 教会はいつくしみを実行しようとする
第八章 現代における教会の祈り
15 教会は神のいつくしみに訴える
注
【付録】
教皇司式による福者マリア・ファウスティナ・コヴァルスカ列聖式ミサ
教皇ヨハネ・パウロ二世の説教
あとがき
著者:教皇ヨハネ・パウロ二世
判型:A6判(文庫) 並製
ページ数:144ページ
ISBN:978-4-87750-196-9
発行:カトリック中央協議会
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