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高田三郎 祈りの音楽 典礼聖歌と二大合唱作品の研究 [音楽之友社]

パウルスショップ価格: 3,850円(税込)

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戦後日本の代表的作曲家の一人、高田三郎(1913‐2000)の、業績と歌い継がれる合唱作品の魅力。典礼聖歌と合唱作品“水のいのち”“心の四季”の研究、高田三郎略年譜と年順に整理した作品一覧表、高田作品を愛する演奏家(団体)の演奏記録など、大きく4部からなる力作。合唱界とカトリック教会双方で大いなる足跡を残した作曲家、高田三郎の業績、主に典礼聖歌と二大合唱曲の研究と演奏活動の記録。
特にカトリックの作曲家としての業績が歴史的に重要だとされる高田三郎(1913‐2000年)。その注目すべき《典礼聖歌》と、主要合唱曲《水のいのち》《心の四季》の研究、加えて高田作品を愛する過去から現在までの演奏家たちの記録。過去に出た高田の随筆や、高田三郎の生涯を描いた読み物とは一線を画す、多くの資料をまとめた後世に遺すべき作曲家の貴重なドキュメント。

●目次
推薦のこことば
はじめに
序章 高田三郎の生い立ちと作品概要
 1 誕生から東京音楽学校学生時代まで
 2 高田三郎の器楽作品と声楽作品
 3 高田三郎の合唱作品
第I部 日本語による典礼聖歌
 はじめに
 第1章 日本のカトリック聖歌の歴史 
  1.明治期以降の日本のカトリック教会における聖歌の歴史
  2.高田三郎と聖歌作曲の関わり
 第2章 現代の日本の『典礼聖歌』
  1.ミサ曲«やまとのささげうた»の誕生
  2.合本『典礼聖歌』
  3.「ミサ曲」と「ミサ式次第」の邦訳が完成するまで  
 第3章 高田三郎の詩編唱におけるリズム  
  1.グレゴリオ聖歌の基本リズムとソレム唱法
  2.ラテン語と日本語の韻律
  3. 詩編唱の実際例
  4.考察―日本語のモーラ処理との関連から
 終章   
  1.日本におけるグレゴリオ聖歌と高田三郎
  2.まとめ
第II部 歌い継がれる合唱作品
----組曲《水のいのち》と《心の四季》の分析
 はじめに
 第1章 合唱組曲《水のいのち》
 第2章 合唱組曲《心の四季》
 第3章  二つの合唱作品の比較と考察
 引用・参考文献
第III部 資料編
 資料I.高田三郎略年譜
 資料II.高田三郎作品全般に関する 資料
  表1.高田三郎作品年表(初演年順)
  表2.高田三郎合唱作品の楽譜(声部別・出版年順) 
  表3.他の編曲者による合唱曲の編曲作品表(声部別・出版年順)
  表4.他の編曲者による合唱曲の編曲作品の初演(委嘱初演年順) 
  表5.他の編曲者による合唱組曲《水のいのち》の声部別・編成別 管弦楽伴奏版と初演
  表6.高田三郎の典礼聖歌作品とその楽譜(声部別・出版年順) 
  表7.他の編曲者による典礼聖歌の編曲作品 
  表8.他の編曲者による男声合唱版《典礼聖歌》の初演
  表9.高田三郎の器楽曲と歌曲の楽譜
  表10.高田三郎 合唱作品CD一覧
  表11.高田三郎 典礼聖歌CD
  表12.高田三郎 室内楽曲・歌曲CD
 資料III.『典礼聖歌』論文関係資料
  表1.分冊『典礼聖歌』の内容 259
  表2.『典礼聖歌』目次/『典礼聖歌』における作詞・作曲者とイニシャル
  表3.合本版『典礼聖歌』と分冊版『典礼聖歌』の関係表 
  表4.合唱版『典礼聖歌』と合本『典礼聖歌』の関係表
第IV部 演奏活動編--高田合唱作品の名手たち
 はじめに
 長きにわたり高田作品を演奏してきた
 名手たちのプロフィールと珠玉のことば
 資料1.1991年〜2014年の高田合唱作品の主要演奏会
 資料2.2013年(高田三郎生誕百年)演奏会記録
 「演奏活動編」参考資料

著者:佐野 智子
版型:A5判 並製
ページ数:359ページ
ISBN:978-4-276-13278-8
発行:音楽之友社

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