一神教、三位一体、七つの大罪、十戒、十二使徒、十三日の金曜日など、1から13までの各数字に纏わるエピソードをとりあげ、習俗への影響から神学論争、政治と宗教の事件を、最新の研究成果を踏まえて、史学・神学・心理学・美学・社会学などの観点から多角的に分析、解読する。
●目次
はじめに
第1章 一神教のはじまり
エル・シャダンの登場
優越感を前提とした「一神教」概念の登場
一神教の不思議
第2章 二元論
善悪二元論
系図組と帰還組の対立
悪の存在の説明
原罪神学の登場とペラギウム
ペラギウム派のその後
原罪説のメリット
コラム キリスト教の軍縮
第3章 三位一体
キリストは何者なのか
アリウス派の登場
アリウス派のその後
コラム 異端の健康診断
コラム 3について
第4章 四〇年の持つ意味
四という数字
四〇の三つの意味
キリスト教文化における「四〇」
社会の中の「四〇」
コラム 日本のアニメとキリスト教
第5章 キリストの五つの傷
「五」のシンボリズム
キリストの受難の傷
第6章 天地創造の六日目に創られたもの
第7章 七つの罪と赦しと秘跡
第8章 八日は聖母マリアの受胎の日と誕生の日
第9章 九つの天井画
第10章 十戒と十字架
第11章 一万一千人の処女殉教者
第12章 十二の星を戴く聖母マリアとヨーロッパ
第13章 十三日の金曜日
終章
おわりに
著者:竹下節子
判型:四六判 上製
ページ数:249ページ
ISBN:978-4-12-004845-6
発行:中央公論新社
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