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イタリアルネサンスとアジア日本 ヒューマニズム・アリストテレス主義・プラトン主義 [知泉書館]

パウルスショップ価格: 5,500円(税込)

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「オリエント世界」に関心を持つ者は、野心的な政治家や探検家ばかりでなく、知識人、商人、修道士など幅広い人々であった。数世紀に及びアジアに関する地理情報や広範な知識が蓄積されてきたが、それらを踏まえて、ヨーロッパの実情、特にイタリアの宗教・思想状況を視野に入れてキリシタン時代の日本を考察し、この時代に特有の世界史的意義を呈示する。

●目次
第1章 ルネサンス史のなかの日本―近代初期の西欧とアジアの交流
第2章 ニッコロ・デ・コンティの旅路と地図制作およびアジア再認
第3章 イタリア人の訪問者・熟知者と日本―鹿児島ノート
第4章 ザビエルと時代の課題―ルネサンスの霊魂不滅論
第5章 パドヴァ大学の伝統と霊魂不滅の問題―一六世紀世界における宗教と哲学思想
第6章 ローマ・ルネサンスと世界―ヨーロッパ域を超えるヒューマニストと航海者たち
第7章 カトリック復興期のヒューマニスト フランチェスコ・セルドナーティ
第8章 フマニタス研究の古典精神と教育―イエズス会系学校の誕生頃まで
補論(ヨーロッパ史から見たキリシタン史―ルネサンスとの関連のもとに
     イタリア・ルネサンスにおけるプラトン哲学とキリスト教神学)

著者:根占献一
判型:A5判 上製
ページ数:274ページ
ISBN:978-4-86285-250-2
発行:知泉書館

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