「21世紀への司教団メッセージ」として2001年に発行された『いのちへのまなざし』に大幅な改訂を加え、第二章以降を全面的に書き改めた「増補新版」。混迷を続ける現代社会の中で「時のしるし」を見極め、いのちの尊厳といのちのさまざまなつながりを深く尊重するよう変わることなく訴えていく、新たな司教団メッセージ。
●目次
第１章 聖書からのメッセージ
第２章 人生の歩みの中で
いのち―誕生から成長 誕生/成長していく歩みの中で/性の目覚め
成人・結婚 就労と人間の尊厳/家庭を築く/新しいいのち
老いを生きる 老いを迎えるということ/高齢社会と教会
第３章 生と死をめぐる諸問題
序 生命操作と生命倫理
生と死の尊厳 出生前診断と障害/ヒト胚の操作/終末期医療/脳死と臓器移植/自殺/
自死/死刑
いのちを脅かすもの 環境問題/原子力発電/格差と貧困/差別/戦争・暴力
著者：日本カトリック司教団
判型：B6判 並製
ページ数：168ページ
ISBN：978-4-87750-203-4
発行：カトリック中央協議会
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