2014年9月に行われたドン・アルバロの列福式を目前に控えて書かれた本書は、スペイン内乱および第二バチカン公会議などの歴史的な出来事を背景に、ドン・アルバロに関する多くの事実をありありと描いた伝記。将来を約束されたエンジニアとしてのキャリアを捨て、オプス・デイに具現化されたビジョンの実現に尽力した力強い高潔な人柄を活写している。打ちのめされても当然と思われるような多くの脅威や難題に遭遇しながらも強い精神力と信念に支えられ、ユーモアの精神を持って、すべてを克服したドン・アルバロの姿が彷彿。
●目次
第1章 人生の意味を見出す
第2章 幼少期
第3章 政治的・経済的背景
第4章 オプス・デイの第一歩
第5章 逃亡者と捕虜
第6章 難民
第7章 工兵士官
第8章 サクスム
第9章 オプス・デイの司祭
第10章 バチカンの認可を取得
第11章 ローマで、そしてローマからオプス・デイを築く
第12章 第二バチカン公会議
第13章 公会議後の十年
第14章 創立者の継承
第15章 祈りの人、そしてパドレ
第16章 オプス・デイと教会に仕える
第17章 大勢の人に手を差し伸べる
第18章 庭師、そして教皇の友
第19章 安全な拠り所を見つける
第20章 創立者の列福
第21章 最後の日々
著者:ジョン・F・カヴァデール
訳者:宮代泰子
判型:A5判 並製
ページ数:264ページ
ISBN:978-4-907991-33-3
発行:教友社
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