キリスト教の黄金時代から暗い迫害の時代を経て、信仰の自由を克ちとるまでの長崎の信仰物語。
1549年8月15日、フランシスコ・ザビエルは鹿児島に上陸し、わが国に初めてキリスト教を伝えた。翌1550年、ザビエルは平戸に行き、一か月の滞在で100人の信者を増やした。こえれをきっかけに長崎全域にキリシタンが広がった。本書は、長崎のキリシタンがいかにして迫害、潜伏を経て信仰を守り抜いたかをわかりやすく解説している。
著者: 片岡弥吉
判型: 文庫判
ページ: 204
ISBN: 4-88216-044-7
発行: 聖母の騎士社