第2バチカン公会議で活躍した著名な神学者が書いた聖母マリア論。聖母マリアは人類の救いにいかに協力されたか。
神は、大天使ガブリエルをつかわし、マリアにメシアの母となるかどうかを問うた。天地はかたずをのんで、その決定を待っていた。マリアはすべてを考慮に入れた上で「フィアット」(なれかし)を発せられた。聖母の生涯は、この「なれかし」に立っている。十字架の下に立ったのも、この「なれかし」の継続であった。
著者: スキレベークス
訳者: 伊藤庄司郎
判型: 文庫判
ページ: 277
ISBN: 4-88216-076-5
発行: 聖母の騎士社