神の愛のアルピニストと呼ばれる聖人、十字架の聖ヨハネの名著「カルメル山登攀」、「暗夜」、「霊の賛歌」から抜粋した名言と小伝気。
この本は、聖人の著作に近づくことにも、また、思い返すことにも役立つでしょう。確実なことは、十字架の聖ヨハネの思索とことばが、キリストの足跡に従って歩む道を指し示す指針であることです。道の宝典---確かに、真の道、道そのものであるキリストを模倣する道の宝典です。また、避けることのできない道が十字架であることも、確かです。しかし、”最も純粋に苦しむことより、最も純粋な理解が生じる”ものです。
編著: カルメル修道会
判型: 文庫判
ページ: 194
ISBN: 4-88216-078-1
発行: 聖母の騎士社