1597年2月5日、キリシタン弾圧のクライマックスともいえる26聖人の処刑が長崎でおこなわれた。この事件の背景をドイツ人が描く。
本書は、キリストが弟子たちに語られた「あなたがたは私の証人となる」という言葉を一つの史実によっていきいきと描き出しています。殉教者たちが、どのようにしてキリストの証人となったか、その道を辿ることは、現代の私たちにとっても深い意味をもつのではないでしょうか。
著者: ゲルハルト・フーバー
訳者: アンジェロ・アシェフ
判型: 文庫判
ページ: 190
ISBN: 4-88216-101-X
発行: 聖母の騎士社