全21巻で完結した「中世思想原典集成」の第II期がスタート。
第1巻、第2巻は現代思想にまで絶大な影響を及ぼすカノン中のカノンの登場。
神に照らされた理性の秩序。今日における、精神の形而上学。現代の科学的認識と功利主義的倫理の隘路へ投じられる、再びの神的照明。古代哲学と教父の諸権威を鏡につむがれる、溌刺たる信仰と学知の織物が、真理と存在から出発して、キリストの恩寵へと到り着く最終討論まで。下巻は信仰、無垢の人間、死後の魂、善意志、自由決定力、キリストの恩寵など。全29問題、本邦初完訳。
●目次
信仰について
上位の理性と下位の理性について
良知について
良心について
無垢の状態での最初の人間の認識について
死後の魂の認識について
キリストの魂の知について
善きものについて
善きものへの欲求について
神の意志について
自由決定力について
感能について
魂の情念について
恩寵について
罪人の義化について
キリストの恩寵について
著者:トマス アクィナス
訳者:山本耕平
編訳・監修:上智大学中世思想研究所
判型:A5判 上製
ページ数:1010ページ
ISBN:978-4-58-73435-5
発行:平凡社
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