26聖人の殉教のわずか3ヶ月後、長崎で亡くなったフロイス神父が、最後の力を振り絞って書き上げ送った公式の殉教報告。
ルイス・フロイスは「日本史」の著者として知られている。生来文筆の才能に恵まれていたことから来日以来、布教報告書の執筆者として重要されたが、1583年に「日本史」の編述を命じられた、以来、長崎の地を拠点にフロイスは全力を尽くしてその執筆を続け、1957年7月8日の死によって擱筆した。(長崎純心大学学長・片岡千鶴子)
著者: ルイス・フロイス
訳者: 結城了悟
判型: 文庫判
ページ: 357
ISBN: 4-88216-154-0
発行: 聖母の騎士社