日本人はキリスト教に親和性をもっている民族だと感じますが、本来が感覚的にとらえて受け入れるのは得意なものの、理論的にキリスト教の神髄・本質を理解するのは苦手な日本人が多いようです。そして、その日本人にキリスト教のなんたるかを説明するのは、想像以上に困難なとことです。
この本は、求道者たちにどのようにキリスト教を教えたら良いのかという教会の「現場」の中から生み出されたものだけに、必要以上に学問的な要素は極力避け、日本人の風俗・習慣に寄り添いながらも、キリスト教を分かりやすく説いているところにその特色があります。
故に、キリスト教を真剣に学びたいと思う人はもちろんのこと、すでにクリスチャンとしての生活が長い信者が読書を通して自分の「信仰の終活」をするために、あるいは、知識としてキリスト教を学んでおきたいという方への良きテキストになると思います。
●目次
はじめに
導入 キリスト教信仰のエッセンスを学ぶ
ーより善く生きるための希望と道しるべー
第一章 なぜ「キリスト教」というのか
第一節 祈る人間
第二節 なぜ「キリスト教」と言うのか?
第二章 イエスをめぐる歴史的な背景
第一節 イエスに至るまでの長い道のり
第二節 イエスの時代
第三章 イエスの教えと行動
第一節 イエスの宣教のはじめ
第二節 イエスが伝える福音のイメージ
第三節 イエスの行動とさまざまのエピソード
第四節 イエスの使命と「父」である神
第五節 イエスが説く愛とは
第六節 「ゆるし」を説くイエス
第七節 主の祈り
第四章 イエスの死と復活
第一節 イエスの宣教活動の終り
1 イエスとユダヤ教当局との激しい対立
2 最後の晩餐
第二節 イエスの受難と十字架の死
第三節 イエスは復活された
第四節 イエスの復活が意味すること
第五章 キリスト教の誕生
第一節 キリスト教の誕生と福音宣教
第二節 洗礼とキリスト信者
第三節 キリストの教会とキリスト信者
第四節 使徒継承の教会とミサ聖祭
第六章 死を超えた希望を生きる
第一節 死を超えて
第二節 「からだの復活、永遠のいのちを信じます」
結び・キリストを信じて生きる 244
参考文献
あとがき
索引
著者:小笠原優
判型:A5判 並製
ページ数:288ページ
ISBN:978-4-901602-65-5
発行:イー・ピックス
※お取り寄せ品は出荷までに1〜2週間前後かかる場合もございます。
※配達日のご指定は承ることができません。
※発行元が品切れの場合はキャンセルとなりますのでご了承下さい。
内容について: 本ページにて、内容紹介、目次、収録内容等をご案内しておりますが、記載の無い商品や更に詳細な内容をお知りになりたい場合、内容に関するご意見・感想、商品の発行予定等につきましては、各出版社・メーカーに直接お問い合わせをお願い致します。
重要事項: お客様のご都合による書籍の返品はできません。書籍の乱丁・落丁につきましては、出版社・メーカーに直接お問合せください。乱丁、落丁の場合には、出版社とお客様との間で直接交換となります。書籍の奥付に問い合わせ先が記載されておりますので、ご参照ください。