ライブラリー創刊25周年企画、待望の『中世思想原典集成』文庫化(全7巻)刊行開始。第1巻はギリシア教父・ビザンティン思想。
ギリシア的知との融合から普遍宗教に転生するキリスト教。古代末期の護教論、三一論をめぐるアレイオス論争を経てカッパドキアの三教父ら東方の神学と神秘的霊性の系譜。
●主な目次
十二使徒の教え
ユダヤ人トリュフォンとの対話(ユスティノス)
救われる富者は誰か(アレクサンドレイアのクレメンス)
創世記講話(オリゲネス)
書簡集(アレイオス)
すべての司教への手紙(アレクサンドレイアのアレクサンドロス)
教区の信徒への手紙(カイサレイアのエウセビオス)
言の受肉(アタナシオス)
ヘクサエメロン(創造の六日間)(バシレイオス)
クレドニオスへの第一の手紙(ナジアンゾスのグレゴリオス)
雅歌講話(ニュッサのグレゴリウス) …ほか
編訳・監修:上智大学中世思想研究所
判型:A6判(文庫) 並製
ページ数:664ページ
ISBN:978-4-582-76874-9
発行:平凡社
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