とっても心配性のスズメがいました。
　みんながうれしそうに歌っているのにこのスズメだけはうかぬ顔。
　食べ物のこと、寒い冬のこと、おそろしいタカのことなど、「この世はこわいことばっかりです」と、ふるえていました。
　そんなある朝。この心配性のスズメが、大空に向かって羽ばたき、大声で歌い出しました。
どうして？
　全世界で30万部以上読まれたものです。
　絵が多いので絵本の印象を受けますが、内容はとても深く子どもと大人の絵本として読むことが出来ます。
　原本は教理の教科書として作られましたので、教会学校のテキストとしても使用できます。内容は総ルビになっています。

幼稚園年長（5歳）以上向けです。