唯一の被爆国である日本においてさえも、 「核廃絶」に対する無関心と諦観が漂っている。
そのようななか、ローマ法王フランシスコは長崎と広島を訪れ、 核なき世界は「実現できる」と明言し、「使用」のみならず「保有」をも明確に非難した。
法王はなぜいま訪日を強く望み、被爆地に足を運んだのか。その背景と意味は何だったのか。ローマ駐在の日本人記者が訪日を同行取材し、法王発言をつぶさに読み解いた貴重な記録。
●目次
第一章 訪日にかける意気込み
第二章 欧州中心主義からの脱却
第三章 長崎から発した「核なき世界は実現できる」
第四章 広島から発した「核兵器保有も倫理に反する」
第五章 原発、難民受け入れ、死刑制度
第六章 核兵器保有国へのインパクト
付 録 長崎・広島・東京での演説[全文]
著者:津村一史
判型:四六判 並製
ページ数:220ページ
ISBN:978-4-907623-28-9
発行:dZERO
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