マリア・モンテッソーリがまだローマ大学で講義していた頃、アンア・M・マッケローニがその講義に出席した(1906年11月)。
この出会いは彼女らにとって«一目惚れ»となった。そして死ぬまで二人の友情は続いたのである。
本書の内容はモンテッソーリ方の科学的な、体系的な理論ではなく、生きたマリア・モンテッソーリ女史の人物と活動を通してモンテッソーリ方を紹介するものである。要するに、モンテッソーリとマッケローニの二人の長い«おつき合い»の体験記録である。
モンテッソーリ教育法は、理論と実践が調和したもので、一人の偉大なる教育者の人物を通じての、世界の教育に新しい展望を与えた教育方法である。この意味で、マッケローニのモンテッソーリアンたちばかりでなく、子どもを中心とした新しいよりよい教育を求めるすべての教育家、実践家、母親、教育学者にとって貴重な資料となりえよう。
●目次
本書によせて
序によせて
序文
第1章 最初の出会い
第2章 若き日のモンテッソーリ博士
第3章 ミラノ
第4章 モンテッソーリ博士の第一回講座
第5章 ミラノでの二年目
第6章 ローマでの二つの講座
第7章 第一回国際講座
第8章 バルセーナ
第9章 1916年サンフランシスコにて
第10章 ロンドンでの第一回の講座
第11章 世界の各地で
第12章 学習する子供の行動
第13章 子供の心理
第14章 図表
第15章 写生
第16章 結論
訳者あとがき
著者:アンナ・マリア・マッケロニ
訳者:夙川幼児教育研究会
版型:B6判 上製
ページ数:244ページ
ISBN:978-4-7544-0098-9
発行:エンデルレ書店
※発行から時が経っており、表紙に若干の色やけ、傷があります。予めご了承ください。
内容について: 本ページにて、内容紹介、目次、収録内容等をご案内しておりますが、記載の無い商品や更に詳細な内容をお知りになりたい場合、内容に関するご意見・感想、商品の発行予定等につきましては、各出版社・メーカーに直接お問い合わせをお願い致します。
重要事項: お客様のご都合による書籍の返品はできません。書籍の乱丁・落丁につきましては、出版社・メーカーに直接お問合せください。乱丁、落丁の場合には、出版社とお客様との間で直接交換となります。書籍の奥付に問い合わせ先が記載されておりますので、ご参照ください。