ルヘ・マリオ・ベルゴリオ司教は、182年ぶりに教皇に選ばれた修道者です。
ですので、教皇フランシスコが奉献生活について話されるとき、ご自身の修道者としての体験が土台になっています。彼は、若い修道者の養成担当者でもあり、管区長として兄弟たちへの奉仕も果たされてきました。そして、司教になられて、また、別の観点から奉献生活を見ることができました。この本を読みますと、そのような背景が強く感じられます。[ヨゼフ・マリア・アベイヤ C.M.F.(現福岡教区司教/前大阪大司教区補佐司教)]
●目次
日本語版出版に寄せて
序
召命の力 考えさせられる奉献生活
第1章 感謝をもって過去を見る
公会議後の刷新の歩み
活性化し、評価される奉献生活
よりよい関係
奉献生活の新しいすがた
歩みの中で学んだこと
第2章 熱意をもって現在を生きる
奉献生活の熟慮
課題は大きいが……足りない力
召命:神との契約
奉献生活:預言的顕示
試される確かさ
アルス・モリエンディ(往生術)がカリスマを滅ぼす
主に尋ねる
イエスの勝利:十字架
忠実な聖なる神の民に仕えるための養成
限界をうまく対処する
対話による歩み
俗化に注意
共同体生活
長上の役割
喜びをもって清貧を生きる
奉献生活における多産性
第3章 希望をもって未来に向かう
わたしに従って歩み、全き者となりなさい
未来へ通う
司牧者とともに識別する
異邦人への正しい宣教
共同宣教
教育の開拓
奉仕はよいが、使われてはならない
ラウダート・シ
インタビュアー:フェルナンド・プラド
訳:古川 学
判型:B6判 並製
ページ数:160ページ
ISBN:978-4-8056-2102-8
発行:サンパウロ
【著者略歴】:フェルナンド・プラド・アユーソ C.M.F(Fernando Prado Ayuso)
クラレチアン宣教会司祭
1969年、スペイン、ビルバオ出身
バスク州立大学で情報科学ジャーナリズムの学位を取得
サラマンカ大学で出版学の修士号を取得
デウスト大学教会学科卒業、神学の学士号を取得
教皇庁立サラマンカ大学で奉献生活神学の学士号取得
現在、クラレチアン宣教会出版の編集長、および奉献生活神学院で宣教神学教師を務める。同時に、マドリードのレジーナ・アポストルム学院の修練者への講義と他の養成プログラムで、ソーシャルメディア・コミュニケーションの問題と宣教神学を教えている。
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