カトリック教会枢機卿前田万葉の想い。英訳付き。
どの句も炊きたてのごはんのように、また窯で焼き上げたばかりのパンのように、香りたち新鮮。たっぷりと存在感があり、読み手のこころにすっと響いてくる親しみやすい作品でした。(黒田杏子「解説にかえて」より)
●目次
まえがき 前田万葉
俳句
解説にかえて 黒田杏子
著者:前田万葉
訳者:ジェームス・ケティング
判型:四六判 上製
ページ数:128ページ
ISBN:978-4-7740-0812-7
発行:かまくら春秋社
【著者紹介】前田万葉(まえだ まんよう)
1949年、長崎県新上五島町生まれ。カトリック大阪大司教区・大司教・枢機卿。
1975年サン・スルピス大神学院卒業、司祭叙階。
2011年司教叙階。2014年大司教着座。2018年枢機卿親任。
祖母方の曾祖父一家はキリスト教弾圧時代に五島列島の久賀島で迫害され、3人が殉教。
祖父はまだ偏見が強く残っていた時代にキリスト教に改宗。
著書に『烏賊墨の一筋垂れて冬の弥撒』(かまくら春秋社)。
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