簡潔に、しかも深くキリスト教の真髄をとらえた書。
・・・キリスト教とはいったい何であるか、キリスト教の本質とは何であるか、自分にとってキリスト者であるということの意味は何かとは、つねに新たに問い続けなければならない問題なのです。というのはキリスト教は子どもでさえ理解することができるほど単純な本質のものでありながら、最もすばらしい学者が生涯をかけて追究しても、なお知り尽くすことができないほど無限の深みを持つものだからです。(中略)
もちろん、このような小冊子ではキリスト教を完璧に知るために不十分でしょう。しかし、この小冊子が、キリスト教の真髄を発見するための簡単なガイド・ブックにでもなれば幸いだと思っています。(著者「まえがき」より)
●もくじ
第一章 キリストと呼ばれているイエス
イスラエル民族の信仰と希望,イエスの時代におけるイスラエルの社会,イエスの教え,イエスの弟子たち,受難と死,キリストの復活,三位一体,救いをもたらすイエスの死と復活,他
第二章 神の家族
イエスはわたしたちの内に生きている,信仰,愛,希望,教会,伝承と聖書,使徒たちとその後継者,すべてのキリスト者の使命,他
第三章 神によって生きる
秘跡とは,洗礼,堅信,聖体,ゆるしの秘跡,病者の塗油,司祭叙階,婚姻の秘跡,神とともに、人々と共に
第四章 「わたしが生きるので、あなたがたも生きることになる」
未来が開かれている,わたしたちは復活する,生きるか死ぬか,わたしたちの希望,わたしたちの希望の星マリア
著者:ペトロ・ネメシェギ
判型:B6判 並製
ページ数:148ページ
ISBN:978-4-7896-0372-0
発行:女子パウロ会
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