「洗礼を受けて半年たちますが、教会に来てもわからないことばかりです」という言葉を、よく聞きます。洗礼を受ける前に、教会に通ってカトリックの教えや聖書を一通りは勉強しますが、そう簡単に理解できるものではありません。また、そのときは触れないことがいろいろと出てきます。信者としての生活を送っていくうちに、だんだんと理解しわかるようになっていきます。
しかし、信仰生活をする上での具体的な案内書があれば、洗礼を受けたばかりの方にも、またこれから洗礼を受けるかたにも、役立つのではないか……、そんな思いからこの本は生まれました。
本書では、第一に、信仰生活を毎日の生活で深めるための助けとなるような具体的なことを取り上げました。祈りや秘跡については、生活の中で、神とふれるところですので、詳しく説明しています。
第二に、洗礼を受けるということは、神と私の関係だけでなく、信仰共同体のメンバーになることでもあります。教会共同体での生き方や、小教区の組織、活動などを取り上げました。
第三に、洗礼を受けてキリストの弟子となった人は、その喜びを社会の中で知らせるように派遣されています。その観点から福音宣教について考えました。
日頃の疑問への回答、またはヒントが、きっとこの本の中に入っています。信仰生活を深めるために、お役に立つ一冊です。
●目次
祈りながら
キリスト者の祈り,教会の暦にそって
いつも恵みの中で
秘跡について,カトリックの冠婚葬祭について
みんなで一つに
信徒・修道者・叙階された者の生き方,教会の活動と信徒の心得
信仰エッセイ
さあ、出かけよう
閉ざされた教会を開いたもの,ザビエルから450年,新しい世紀に新しい歌を
資料(参考文献・図表)
年表・日本キリスト教史
著者:景山あき子
判型:B6判並製
ページ数:248ページ
ISBN:978-4-7896-0504-5
発行:女子パウロ会
内容について: 本ページにて、内容紹介、目次、収録内容等をご案内しておりますが、記載の無い商品や更に詳細な内容をお知りになりたい場合、内容に関するご意見・感想、商品の発行予定等につきましては、各出版社・メーカーに直接お問い合わせをお願い致します。
重要事項: お客様のご都合による書籍の返品はできません。書籍の乱丁・落丁につきましては、出版社・メーカーに直接お問合せください。乱丁、落丁の場合には、出版社とお客様との間で直接交換となります。書籍の奥付に問い合わせ先が記載されておりますので、ご参照ください。