2016年に刊行した初版から5年、最新の中国・香港事情を大幅に加えて、装いも新たに増補改訂版として刊行。七世紀以降の中国におけるキリスト教について通史的に叙述。現在の中国キリスト教については、宗教統制下の三自愛国教会や、非公認の家庭教会、中共とバチカンとの関係、香港における逃亡犯条例改正問題、国家安全維持法の問題についても言及。文字通りはじめて中国キリスト教を学ぶ方、現在の中国や香港のキリスト教事情に関心のある方などに、必読必携の書。
●主な目次
『増補改訂版 はじめての中国キリスト教史』を読む方々へ 金丸裕一
第1章 東シリア教会と中国 桐藤薫
第2章 明清時代のカトリック教会 桐藤薫
第3章 19世紀中期の中国キリスト教 倉田明子
第4章 清末の中国社会とキリスト教――1860年から1911年まで―― 渡辺祐子
第5章 中華民国の社会とキリスト教――1912年から1949年まで―― 石川照子
第6章 19世紀末から日中戦争終結までの日本と中国の教会 渡辺祐子
第7章 アジア・太平洋戦争期の「中華基督教団」 松谷曄介
第8章 中華人民共和国におけるキリスト教――1949年から現在まで―― 松谷曄介
<コラム>
「ネストリオス教会」の名称について
ギュツラフと聖書
太平天国とキリスト教
ハドソン・テイラーと中国内地会
宋美齢・蒋介石とキリスト教
アジア・太平洋戦争勃発後の在華宣教師とその家族
香港のキリスト教
参考文献/あとがき/増補改訂版あとがき/人名索引/監修者・著者紹介
監修:渡辺祐子
著者:石川照子/桐藤薫/倉田明子/松谷曄介/渡辺祐子
版型:四六判 並製
ページ数:256ページ
ISBN:978-4-910004-15-0
発行:かんよう出版
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