多元的で、ときに矛盾したものをも調和できるほど包括的な信仰の持ち方こそ、現代に生きる信仰者に必要です。(2003年 上智大学神学部 夏期神学講習会50回記念論集)
●目次
第1部 聖書に息づく信仰
イエスの教え、奇跡、たとえ(石廣 望/フェリス女学院助教授)
アブラハムの知恵(佐久間勤/上智大学教授)
第2部 人間を生かす信仰
聖書と信仰生活(片山はるひ/上智大学助教授)
性をふさわしく生きるために(竹内修一/上智大学講師)
人間の成長と信仰(武田なほみ/カリフォルニア州立大学フレズノ校講師)
第3部 教会を形づくる信仰
『カトリック教会の教え』とその展望(岩島忠彦/上智大学教授)
国際化における普遍教会と地域教会(増田祐志/上智大学講師)
信仰生活を生かす教会の典礼(貝 正謨/上智大学講師)
第4部 世界と出会う信仰
地上の平和(ホアン・マシア/コミリアス大学生命倫理研究所所長)
共に生きる教会をめざして(アドルフォ・ニコラス/CTIC所員・上智大学講師)
諸宗教者に出会うキリスト者の変容(高山貞美/上智大学講師)
終末思想の魅惑と誘惑(光延一郎/上智大学助教授)
編著: 佐久間勤
判型: B6判並製
ページ: 552
ISBN: 4-8056-1507-9
発行: サンパウロ