この書は、2003年秋、東京・真生会館で行われた連続講演会「東方キリスト教の霊性・神学・美術を学ぶ」の講演の記録である。
東西教会の共通の遺産である古代ギリシャ教父の思想的神学的テクスト、イコン画の本質、重厚で味わい深い正教会の奉神礼(典礼)を学ぶ。
○主な目次
まえがき 森 一弘
比喩的聖書解釈の系譜 荻野弘之
ギリシャ正教の奉神礼(リトルギア)について 中西裕一
他者との出会いに吹く風(プネウマ) 宮本久雄
人間と自然のダイナミズム 谷 隆一郎
ビザンティンの霊性(ヘシカズム) 大森正樹
編者あとがき 荻野弘之
サブタイトル: キリスト教東方の霊性を拓く
編著: 荻野弘之
判型: A5判並製
ページ: 226頁
ISBN: 4-88382-072-6
発行: 新世社