人間が住んでいる地球の小ささ、ましてやこのちっぽけなわたしの存在など、いったいどんな意味があるのだろうか。せいぜい80年から90年の地上の人生は何だろうか。なぜ人間はどうでもよいような小さな事柄を、気にするのだろうか。神さまと呼ばれる方は、ほんとうにおられるのだろうか。神さまとわたしは何か関係があるのだろうか。(本文より)
「本物になりなさい」という母の言葉を心に刻んで歩んだ司祭の道。
日本人としての原風景の中で、信仰を考え、模索し、生きる。
○目次
I
母の遺言
年輪を刻みながら ほか
II
日々是好日
誕生した小さな命の中で ほか
III
思い込みと信仰心
ほんの一瞬、思いを天に ほか
IV
桜花の命、人の命
信仰に入る ほか
著者: 桜井 彦孝
判型: 四六判並製
ページ: 173頁
ISBN: 4-7896-0604-X
発行: 女子パウロ会