本書では今から450年前に畿内地方でイエズス会士、フランシスコ会士、ドミニコ会士、アウグスチノ会士、それに日本人宣教師たちがどのようにして布教していったか、またどのようにして弾圧され消滅していったか、現在の大阪府、京都府、滋賀県、岐阜県、福井県、愛知県、石川県、富山県、和歌山県、三重県、奈良県、兵庫県の二府十県を対象として説明する。約450年前、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の時代、関西地方でキリスト教は、どのように布教されていたか。また、どのように迫害されたのか。
○目次
第1章 聖フランシスコ・ザビエルの足跡
第2章 織豊政権とキリシタン政策
第3章 徳川政権とキリシタン政策
第4章 畿内直轄領とキリシタンの殉教
第5章 畿内諸藩とキリシタンの殉教
著者: 高木一雄
判型: 文庫判並製
ページ: 483頁
ISBN: 4-88216-262-8
発行: 聖母の騎士社