神の愛と人間の愛との本質的なつながりを解明し、隣人愛の実践に関して具体的な示唆をなす、ベネディクト十六世最初の回勅。「神の名が、ときには復讐や暴力を示す務めと結びつくことさえある世界」に生きる現代人にとって、本書はきわめて実際的で現実的なメッセージであり、神の光を世にもたらすために、すべての人が愛をもって生きることを祈る教皇の慈愛が豊かに満ちています。
原題:DEUS CARITAS EST
●目次
序文
第一部 創造と救いの歴史における愛の同一性
第二部 愛のわざ―「愛の共同体」としての教会が行う、愛の実践
結び
著者: 教皇ベネディクト16世
判型: 四六判上製
ページ: 96
ISBN: 4-87750-125-8
発行: カトリック中央協議会