本書は「JOURNEY TO CARITH the story of Carmelite order」の索引を除く全訳です。カルメル会の歴史に関する著書で、これ以上のものはないと言われています。
本書はその歴史記述のおもしろさという点で卓越しています。カルメル会の歴史と精神性にとどまらず、その歴史的背景を生き生きと描き出しているところに大きな魅力があります。
●主な目次
第1章 会の誕生
第2章 西方におけるカルメル
第3章 衰退と緩和
第4章 修道女
第5章 改革
第6章 生存競争
第7章 会の発展
第8章 革命の暗夜
第9章 再建
第10章 アメリカにおけるカルメル会
第11章 20世紀のカルメル会
著者: ピーター・トマス・ロアバック
監修: 男子カルメル会
訳者: 女子カルメル会
判型: B6判上製
ページ: 704
ISBN: 4-8056-1496-X