聖コルベ記念館には、いろいろな人が見学に来て、担当の私には、出会いがある。訪ねて来た人を温かく迎えたい。それが私の務めである。聖コルベに出会う前に、まず、私に出会う。私に出会った人が、聖コルベのイメージを壊さないか。責務を感じる日々でもある。私自身、自分の人生を振り返るとき、沢山の人に出会った。支えられた。そして、出会いは、神様の恵みだった、と言える。人に出会い、最後は、神さまに出会うのであろう。(『はしがき』より)
カトリック修道者が出会った、忘れがたい人々の信仰と人生を描く。
著者: 小崎登明
判型: 文庫判
ページ: 250
ISBN: 4-88216-266-0
発行: 聖母の騎士社