権利の確立は少数者の権利の尊重にある。これに対し、多数者の権利を押し付け少数者の権利を無視し続けて、これを“寛容”と唱えるなら、権利自体が胡散霧消し、法治国家とは名ばかりのものとなる。(筆者)
●目次
第1章 靖国神社との交渉開始
第2章 「取消し拒否」から地裁提訴へ
第3章 大阪地裁への提訴
第4章 靖国問題の理解のために
第5章 一体、合祀取消しは可能でしょうか
第6章 神社参拝(合祀)についてのカトリック教会の現行姿勢
第7章 追慕と顕彰、個人と国家
著者: 西山俊彦
判型: B6判並製
ページ: 390
ISBN: 4-8056-8712-6
発行: サンパウロ