ロマ書は、新しい福音宣教を考えるための理想的な道具であり、宣教、黙想、霊操コースなどのための最高の青写真です。事実、この手紙は、一連の啓示された真理を重要なものとして次から次へと静的に提示するだけでなく、1つの歩みを概説します。つまり、罪と死の古い実存からキリストにおける新しい被造物になることへ、「自分自身のために」生きることから「主のために」生きることへ〔の歩みを〕(ロマ14・7以下参照)。この歩みの中に、〔罪と死から永遠の命へ〕過ぎ越して行く動きと躍動があります。
●主な目次
第一章 「神に愛されている!」
第二章 「人は皆、罪を犯した」
第三章 「神の義が示された!」
第四章 「主はわたしたちの罪のために死に渡された」
第五章 「主はわたしたちが義とされるために復活させられた」
第六章 「神はその御子をさえ惜しまれなかった」
第七章 「あなたがたの死ぬべき体を罪に支配させてはなりません!」
第八章 「命を与える霊の法則」
第九章 「霊はわたしたちのために執り成してくださる」
第十章 「愛は誠実でなければなりません」
第十一章 「自分自身を過大に評価してはなりません」
第十二章 「一人の人の従順によって‥‥」
第十三章 「光の武具を身に着けよう」
結論 「主のために生きよう!」
サブタイトル: ローマの信徒への手紙の霊的メッセージ
著者: ラニエロ・カンタラメッサ
監修: マリオ・カンドゥッチ
訳者: 庄司 篤
判型: B6判並製
ページ: 480
ISBN: 4-8056-2080-3
発行: サンパウロ