これまで西方でほとんど無視されてきた、17世紀末までの教理のビザンティン的、シリア的、初期ロシア的展開を詳述。イコン崇敬、救いとしての人間の神化、聖餐における種入りパンの使用など、東方キリスト教の伝統と神学の独自の展開を包括的に紹介した画期的な書。
●目次
第1章 教父たちの権威
第2章 キリストにおける統一と分離
第3章 見えざるものの像
第4章 ラテン教会の挑戦
第5章 三一的唯一神論の擁護
第6章 ビザンティン正統主義の最後の開花
著者: J.ペリカン
訳者: 鈴木浩
判型: A5判上製
ページ: 458頁
ISBN: 4-7642-7257-1
発行: 教文館