わたしたちの言語観、古代史観やユーラシア観をもゆるがすようなこの言語上の事象を、著者は豊富なサンプルと多角的な実例分析を通じ、淡々と説明していきます。「こころ、あわれ、いにしえ、さようなら、がんばれ、すめら」など、扱う単語(約700語)の語源とみなされるラテン語の単語を詳しく紹介し、読者の判断材料も提供しています。また、英語に多いラテン系単語と、日本語の関連にも随所で触れ、親しみやすい内容になっています。
著者: 与謝野 達
判型: A5判上製
ページ: 624
ISBN: 4-8056-9102-6
発行: サンパウロ