アレッサンドラは、ローマの最も古い名門貴族、ボルゲーゼ家の末裔。幸せな幼少期、苦渋に満ちた青春期を経て、アメリカへ留学、波乱に満ちた時期を過ごす。後、心にひそむ苦痛や恐れを消そうと世界を舞台にビジネスや文化振興の分野で活躍するが、根本的な解決を見いだすことができず、迷いつづけていたとき、旧友との偶然の再会を機に、信仰の世界へと導かれ、新しい境地に目覚めていく・・・。プリンセス・アレッサンドラの自叙伝風回心記。
●目次
プロローグ
第1部 摂理の糸
おとぎ話のような幼少期と、思秋期の初恋
ビジネスに遊びに燃えた青春と、愛し合いつつも続けられなかった結婚生活
経済の世界から芸術の世界へ
父の死を機に、家族の歴史を振り返る
第2部 神への回帰こそ自由の道
信じて、人生はさらに生き生きと愛すべきものに
知れば知るほど、存在の奥底からのくつろぎが訪れる
第3部 新しい目でチャレンジする世界
巡礼の地ルルドのインパクトと、聖母への想い
教会に、カリスマはさまざまに花開く
今、週刊誌記者として働くかたわら
エピローグ
訳者あとがき
著者: アレッサンドラ・ボルゲーゼ
訳者: 二田原阿里沙
判型: 四六判上製
ページ: 228
ISBN: 4-7896-0624-0
発行: 女子パウロ会