愛とは何なのか、人は何のために生きるのか。
幕末から明治初期の史上もっとも厳しかったキリシタン弾圧のあと、信仰の復活につとめながら、棄児たちを育てて行った女性たちの苦しい闘い。
在俗修道女100年の歴史を追って長崎から五島へ。感動のノンフクション。
日本に根付いた女子修道会の全貌をあますことなく描き出します。
●目次
第1章 浦上の嵐
第2章 弾圧の日々
第3章 流刑
第4章 四人のおとめ
第5章 三幅前掛けの女たち
第6章 入江の孤児院
第7章 汗と涙
第8章 改革者・・・略・・・
●著者紹介
小坂井澄(こさかい すみ)
1929年生まれ。
立教大学文学部中退。出版社勤務を経てノンフィクションライター。
1983年「これはあなたの母」(集英社)で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
著者: 小坂井澄
判型: 文庫判
ページ: 404
ISBN: 978-4-88216-285-8
発行: 聖母の騎士社