個々人の主張よりも相互の関係を重視した表現が中心となる日本語。
そのことばを通して、神は私たちにどのように働きかけておられるのか。
また私たちは神の語りかけをどう受け取ることができるのか。
聖書との向き合い方や祈りにおけることばの繊細な使い分けを解説しつつ、
日本の精神風土に根ざすキリスト教信仰を探求する。
●目次
日本人と日本語
第一章 日本人の心とその精神構造(メンタリティ)
第二章 「間」の論理
第三章 日本語の形而上学的性格
第四章 日本人の論理構造
「ことば」から「みことば」へ
第五章 動詞と名詞
第六章 「ことば」から「みことば」へ
第七章 平和と平安
聖書と日本語
第八章 聖書入門
第九章 聖書と翻訳
第十章 自己の逆理
第十一章 聖書はわたしに何を語りかけるか
聖書のことば
第十二章 真 理
第十三章 アーメン
著者: 奥村一郎
判型: 四六判上製
ページ: 264頁
ISBN: 978-4-87232-055-8
発行: オリエンス宗教研究所