「世俗化」が進むとされる現代にあってキリスト教の再定義を試み、孤独や虚無に直面する人々に向き合うための新たな可能性を探る。
また、宗教教育関係者必読の論稿「真人教育の探求」では、知育、徳育、体育の完成を目指す全人教育を超えた宗教教育の真髄を問う。
●目次
第一章 現代人とキリスト教
第二章 カトリックの現代的課題??信仰・霊性・祈りをめぐって
第三章 われらの自己反省
第四章 偶像の喪失
第五章 退 屈??その人間学と神学
第六章 現代における福音宣教??その原点を問う
第七章 人間の闇と宗教の闇
第八章 仏教とキリスト教における真人
第九章 他者の身になり切る人
第十章 幼子の魂
第十一章 「新しい人」としての真人
著者: 奥村一郎
判型: 四六判上製
ページ: 236頁
ISBN: 978-4-87232-053-4
発行: オリエンス宗教研究所