『霊操』は、聖イグナチオが回心後マンレサの洞窟で苦行と祈りの生活を行い、深い霊的体験をくり返したのちに生み出されたものです。
それは読まれるために書かれたというよりも、多くの人を霊的体験、とくに神との交わりの体験に導くための書物として生み出されたものです。
人々が霊操体験をするための指導者の手引として書かれたもので、イグナチオが世にこの書をだして以来、世界のカトリック教会の中で知られ、大切にされてきたものです。
『霊操』は、1956年の最初の翻訳以来30年ぶりの新しい翻訳で、非常にわかりやすいものになっています。
著者:イグナチオ・デ・ロヨラ
訳者:ホセ・ミゲル・バラ
版型:B6変判 並製
ページ数:257ページ
ISBN:978-4-915623-48-6
発行:新世社