シャルル・ド・フーコーの霊的遺産にしたがって、まったく新しいかたちの修道生活を行う「イエスの小さい姉妹の友愛会」の創立者の伝記。
彼女は、志を同じくした「小さい姉妹たち」と共に、最も見捨てられた人たち、厳しい生活をしている人たち、貧しい人たちの中に入っていき、彼らと同じ生活を行い、彼らと共に働くことをとおして、神の愛の証人となろうとした。砂漠の遊牧民、受刑者、スラム街、先住民、ハンセン病患者……。共産圏にも、恐れることなく、キャンピングカーで入って行った。どのような典礼、教派、宗教、信条をも尊重し、その中に神の働きのすばらしさを見いだしていった。
彼女の生涯は、新しい福音宣教のあり方のヒントを与えてくれる。
著者: キャサリン・スピンク
訳者: 関本 肇
判型: A5判並製
ページ: 448
ISBN: 4-8056-3613-0
発行: サンパウロ