福音の土着化が叫ばれ始めてからずいぶん時間がたった……私たちが求める土着化は、ある神学者の考えるそれではなく、神が考える土着化でなければならないはずである。そのためには聖書に聞く、しかも聖職者と呼ばれる人はもちろん、イエスが伝えた神を信じる人すべてが聖書に聞くべきではないだろうか(「はじめに」より)。
イエスこそ、神が与えた使命を果たす生きた言葉。だから、神に助けを求めたい、生きる糧を得たい、そんなときには聖書に耳を澄ます。本書ではさまざまな鍵言葉を手がかりとして、旧約・新約の関連個所をたどっていく。本文をありのままに読み解くことで、聖書全体から神のメッセージを捉えることができるであろう。
●目次
はじめに??今、肝心かなめなこと
I だれが主の思いを知り……
「肉の人」
「へりくだる人」
「霊の人」
すべては信仰が出発点??パウロ型とヤコブ型
「私が」と「それが」??ザカリア型とマリア型
つぶやかないためには
II ただ一言おっしゃってください
弟子の召命
出会いとしての召命??ルカが描く召命物語
「隣人」とはだれか
罪の赦し
「ねたみ」が「熱心」に変わるには
救いの戸口に立ったのに
人を生かす言葉
III わたしたちの本国は天にある
キリスト者は世捨て人ではない
「天の国」と「神の国」
「宣教」とは
荒れ野を変える人??霊の働きに期待する前に
基盤をしっかりさせなければ
あなたに、あなたにのみ罪を犯し
人間の行動の大前提
とんでもないことです
対 談 おおらかさはどこへ??雨宮 慧・草柳隆三
あとがき
著者:雨宮 慧
判型:B6判並製
ページ数:268ページ
ISBN:978-4-87232-065-7
発行:オリエンス宗教研究所
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