大好きな人からラブレターをもらいながら、それが自分あてであることに気づかない人を想像してみると、もったいないを通り越して滑稽ではないでしょうか。
聖なる福音書を、神がこのわたしに愛を語っている「幸いの書」として読んでもらいたいという願いから、本書が生まれました。つらいときや落ち込んだときには、繰り返しこの「幸いの書」を開いてみましょう。
ラブレターというものは、何度読んでも幸いなものです。
福音書を開いたら、どの箇所からも「あなたを愛している」という神の言葉を読み取ってほしいです。その愛に包まれて、「主よ、わたしもあなたを愛します。あなたのみ言葉を信じます」と信仰を宣言し、人々に「あなたも幸い!」と福音を宣言します。そのとき、あなたは幸いを実感するでしょう。
※4年間にわたって、「カトリック新聞」の福音解説欄“キリストの光 光のキリスト”に連載したもので、今回まとめるにあたって大幅に加筆訂正を加えたもの。
●目次
1章 父と子と聖霊の幸い
ほら、お母さんここよ
語りかけるかた
親心が宿る日
十字を切る
なきながら追う母
わたしを信じなさい
イエスの声
2章 イエスと出会う幸い
幸いあれ!
出会いは、救い
こんなわたしのために
どうか生涯の友に
地球の救い主
天の言葉、地の言葉
あなたは、メシア
3章 イエスの弟子になる幸い
飛び降りなければ
人間をとる方法
本当の主人
優先順位のトップ
なんという無念
願いを育てる
もてなす友
4章 神の愛を信じる幸い
触れる神
えらい、えらい
まっすぐであること
眠るイエス
ほかに何もいらない
本当の上座
百パーセントのアーメン
5章 十字架と復活の幸い
世界の責任者
死は誕生
完全な暗闇
星を見る眼差し
着いたも同然
今日わたしと一緒に
わたしのガリラヤへ
6章 福音を宣言する幸い
わたしは宣教する
神の国開始宣言
あとは、神が働く
直接宣言のあけぼの
オレに聞かせてくれ
一緒にいなかった
神の福音宣言
7章 洗礼と聖体の幸い
神が授けるもの
神の勝利宣言
永遠の清流
人里離れたところ
何の不思議もない
すべてはそこから
世界を救う集い
あとがき
著者:晴佐久昌英
判型:四六判並製
ページ数:260ページ
ISBN:978-4-7896-0694-3
発行:女子パウロ会
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