見捨てられた若者たちのために神父として生涯を捧げたドン・ボスコ。産業革命と戦乱で混迷する19世紀イタリアで、青少年教育に献身するサレジオ会を創立し、その事業は現在130以上の国に広がっている。本書は最新の歴史研究・資料をもとにドン・ボスコの魅力あふれる生涯を描く、待望の完訳版。
●目次
推薦のことば
1 十二歳の出発
2 幼年時代
3 教育の原点
4 少年時代
5 小さな道化師
6 備えの時―家畜小屋係の三年
7 カステルヌオヴォの学校
8 「ぼくは勉強しなければならない」
9 キエリでの青春
10 友情の季節
11 二十歳
12 神学校に入る
13 司祭への道
14 ドン・ボスコになる
15 司祭としての第一歩
16 「ぼくの名前はバルトロメオ・ガレッリ」
17 左官の少年たちのオラトリオ
18 バロロ侯爵夫人とボレル神父
19 移動オラトリオ
20 牧草地からピナルディの小屋へ
21 左官の少年たちの奇跡
22 爆発寸前の火薬工場
23 見捨てられた子どもたちの父となる
24 革命の熱狂
25 希望の崩壊
26 政治、社会の問題とドン・ボスコ
27 実りのない年
28 新しい聖堂
29 神様が送った犬、グリージョ
30 作業所や学校をつくる
31 軍用外套を着た学生たち
32 「サレジオ会員と名乗ろう」
33 ジェネララ少年院
34 母、そして愛弟子との別れ
35 「私はドン・ボスコと共にいる」
36 ミケーレ・マゴーネ
37 モンフェラートの小旅行とオラトリオでの生活
38 夢に見た大聖堂
39 ルア院長への手紙
40 時代の転換とサレジオ会の新たな基本原理
41 モルネーゼもヴァルドッコのように
42 ローマの占領とカトリック信徒の不安
43 サレジアニ・コオペラトーリ
44 オラトリオの少年たち
45 海外の宣教地へ
46 約束の地、パタゴニア
47 ガスタルディ大司教
48 フランス、スペインへの長い旅
49 ジョヴァンニ・カリエロ司教
50 ドン・ボスコの涙
51 この世との別れ
付記
ドン・ボスコ 年譜
あとがき
著者:テレジオ・ボスコ
判型:A5判上製
ページ数:540ページ
ISBN:978-4-88626-514-2 C0016
発行:ドン・ボスコ社
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