障がいを抱える者がいかに神と向かい合い、真の信仰の道を見いだすのか。
この大きなテーマに対峙し、自らの苦難の体験と多様な現代思想を駆使して、真摯に探求していくドラマチックな著作である。（英隆一朗神父「推薦の言葉」）

●目次
国際障害者年によせて
「障害の神学」から「癒しの神学」へ
続「障害の神学」から「癒しの神学」へ
神の弱さ
聖地に主を想う
「祝福」から「身代わり」へ　――私の個人史から
アウシュヴィッツをめぐって（前・後編）
マラナ・タ、主よ来たりませ
コヘレト　――その先へ
相模原事件によせて　――倫理の超越性
万物生光輝、そして祝祭　――相模原事件に寄せて。ある結婚式から
闇に光を（聖フランシスコ「平和の祈り」）――短編映画「十九の折り鶴」によせて
「障害」及び「障害者」の表記をめぐって
障害者　――メタファー（隠喩）なのか
医学モデルから社会モデルへ
癒しのメシアニズム
新しい時代に
人生のままならなさ


著者：宮永久人
判型：B6判　並製
ページ：134頁
ISBN：978-4-907991-96-8
発行：教友社


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