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商品詳細

共同体・エウカリスティア・霊性[新世社]

パウルスショップ価格: 1,650円(税込)
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本書でオズボーンはキリスト教の三つの基礎的現実である、共同体、そのエウカリスティアの祭儀、エウカリスティアの霊性を解き明かしています。新約聖書から初代教会、西方教会の主要な神学的伝統を通して、今日にいたるまでの軌跡を追いながら、オズボーンはそれぞれの現実の核となる要素を明らかにします。
本書が日本の教会内での対話ち、エキュメニカルな対話のきっかけとなれば、と願っています。私たちがイエスご自身の「互いに愛し合いなさい」という掟に、忠実に従う共同体を作る恵みと勇気を頂くことができますように。(訳者まえがきより)

●目次
訳者まえがき

第一章 キリスト者共同体
   現代的エウカリスティアの状況 現代的課題を定式化する
   本書のアウトライン
   新約聖書における共同体とエウカリスティア
    一、パウロ文書におけるエウカリスティア
    二、共観福音書におけるエウカリスティア
    三、ヨハネ福音書におけるエウカリスティア
   結論
第二章 初代教会におけるエウカリスティアと霊性
   「初代教会」の始めと終わり
   教会という用語の意味とその司式者の呼び名
   第一の問題 メンバーが互いに愛し合うことのない共同体には
         エウカリスティアはありえない
   第二の問題 エウカリスティアの祭儀はキリスト者共同体の
         福音的活力にもとづいている
   第三の問題 数会という言葉で何を意味しているのか
   結論
第三章 エウカリスティアのスコラ・トリエント的伝統
   エウカリスティア生活のスコラ神学的基礎
    実体変化という用語
    司祭の定義
    エウカリスティアの霊性
   トリエント公会議 エウカリスティア生活の制度的土台
    プロテスタントの宗教改革
   トリエント公会議から第二ヴァチカン公会議まで
    教会神学、ミサの祭儀、司祭的エウカリスティアの霊性3
   トリエント公会議から第二ヴァチカン公会議まで
    信徒のエウカリスティアの霊性
   結論
第四章 エウカリスティアの共同体、祭儀そして霊性 現代の挑戦
   ことばのエウカリスティアとパンとぶどう酒のエウカリスティア
   世界のエウカリスティアと祭壇のエウカリスティア
   結論
   原注
引用文献
索引(省略)

著者:ケナン・B・オズボーン
訳者:太田実
監修:石脇慶總
判型:四六判並製
ページ数:214ページ
ISBN:978-4-88382-103-7
発行:新世社